TOEIC・英検のリスニング対策にディクテーションを使う方法
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TOEICや英検のリスニングは、問題を解く練習をくり返しても、ある所で点数が止まりがちです。問題演習は「今の力を測る」ことには向いていますが、「聞き取る力そのもの」を伸ばすには、別の練習が必要だからです。そこで役に立つのがディクテーションです。
問題演習だけでは伸びにくい理由
選択肢から答えを選ぶ形式では、全部が聞き取れていなくても、キーワードだけで正解できることがあります。そのため、どこが聞き取れていなかったのかに気づかないまま、次の問題に進んでしまいます。
ディクテーションで一語ずつ書き取ると、聞き取れていなかった部分がはっきりします。問題を解いたあとに、その音声をディクテーションするだけで、同じ教材から得られるものが大きく増えます。
おすすめの進め方
- いつもどおり問題を解く
- 答え合わせのあと、まちがえた問題の音声を一文ずつディクテーションする
- 書き取れなかった部分を、スクリプトで確認する
- 同じ音声を、スクリプトを見ずにもう一度聞いて、全部聞き取れるか確かめる
試験で特に聞き落としやすいところ
- 数字や時間:fifteen と fifty、thirteen と thirty など
- 否定の形:can と can't は、文の中ではちがいが小さく聞こえます
- 時制:walk と walked のように、語尾の -ed は弱く短く発音されます
- 疑問文の最初:What / Where / When など、最初の一語を聞き落とすと答えられません
ディクテーションで、こうした「小さいけれど意味を大きく変える音」に気づけるようになると、点数につながりやすくなります。
TOEICのパートごとの使い方
TOEIC L&R のリスニングは、写真描写、応答、会話、説明文の4つのパートに分かれています。パートによって、ディクテーションの使い方を少し変えると効率的です。
- 写真描写・応答(短い文):一文全部をディクテーション。短いので、全文を正確に書き取る練習に向いています。
- 会話:話す人が入れかわる部分や、質問に関係する部分を中心にディクテーション。
- 説明文:長いので、まちがえた問題に関係する文だけを選んでディクテーション。
英検のリスニングで意識したいこと
英検のリスニングは、級が上がるほど、会話の流れや話の要点をつかむ力が求められます。ディクテーションで一語ずつ聞き取る力をつけたうえで、次のことも意識すると効果的です。
- 質問を先に読んでおき、何を聞き取ればいいかを決めてから聞く
- but / however / actually など、話の流れが変わる言葉に注意する
- 数字・曜日・時間は、メモを取りながら聞く
1週間の練習例
- 月:模試や問題集のリスニングを解く
- 火:まちがえた問題の音声をディクテーション
- 水:書き取れなかった部分を、音の変化として整理
- 木:同じ音声でシャドーイング
- 金:動画やニュースで、試験以外の英語をディクテーション
- 土:もう一度同じ問題を解いて、全部聞き取れるか確認
- 日:お休み、または単語の復習だけ
問題を「解く」日と、聞き取りの力を「伸ばす」日を分けると、同じ問題集からでも得られるものが大きく増えます。
試験以外の英語でも練習しよう
試験の音声は、はっきりと読まれていて聞き取りやすいのが特徴です。普段から少し自然な速さの英語(動画やニュースなど)でディクテーションをしておくと、試験の音声がゆっくり聞こえるようになります。
Typtationでは、レベル別・ジャンル別の動画で毎日ディクテーションができます。ニュースの動画も毎日追加しているので、試験対策の合間の練習にも使えます。
読んだら、1文だけ試してみよう
ニュースの動画で練習する