「だれが・何が」を必ず決めて言う
日本語は出来事として言い、英語は「だれが」から言います。
このレッスンで、できるようになること
日本語では言わない「私が」「It が」を補って、英語として自然な文が作れるようになります。
たとえば、こんな場面で使えます
財布がない!と気づいて、店員さんに伝える
I lost my wallet.
外に出て「寒いね」
It's cold today.
ホテルの窓から景色を見て「富士山が見える!」
I can see Mt. Fuji!
まずやってみよう
説明を読む前に、まず解いてみよう。わからなくて大丈夫。先に考えておくと、説明がずっと頭に残ります。
説明
さっきまちがえたところ、迷ったところに注目しよう。
日本語
英語
日本語は「だれが」を言わなくても通じます。英語は、ほぼ必ず主語を言います。「行ってきます」も I'm leaving now. と、I から始まります。
▶ を押して、音でも聞いてみよう
+ くわしく読む(文章での説明)− 閉じる
日本語は、だれのことか分かれば主語を言わないのがふつうです。また「財布がなくなった」のように、できごとが自然に起きたように言うことも多いです。
英語では、文にはほぼ必ず主語が必要です。そして「だれが(何が)、どうした」という形で言うのが基本です。日本語では出来事として言う場面でも、英語では「だれが」から言います。
- 財布が なくなった。I lost my wallet.
「私が、なくした」と言います。
- ここは どこ?Where am I?
「私は、どこにいる?」と自分を主語に。
- 富士山が 見える。I can see Mt. Fuji.
「私が、見ることができる」。
- 行ってきます。I'm leaving.
- 雨だね。It's raining.
天気・時間・距離などは、意味のない It を主語にします。
日本語を「なる」の言葉、英語を「する」の言葉と見る考え方(言語学者・池上嘉彦さんの説)があります。日本人の性格の話ではなく、言葉の組み立て方のちがいとして知っておくと、英語らしい文が作りやすくなります。
これだけ覚えればOK
英語は「だれが(何が)」から始まる。言う前に主語を決めるクセをつけましょう。
練習
答えと理由がすぐ出ます。まちがえた問題は、もう一度出てきます。
確認テスト
練習では出てこない問題です。75%以上、どの目標も半分以上できたら合格。ロードマップにクリアの印がつきます。
このテストで確かめること
- ✓日本語で言わない主語(I など)を補って言える
- ✓天気・時間・距離は It を主語にできる
- ✓「〜がなくなった」のような出来事を、「だれが〜した」で言える
大切なこと
知識より、感覚。感覚は、練習でしか育たない
ここで学べるのは、英語の「地図」のような枠組みです。地図を読んでも道は歩けないし、自転車の乗り方を本で読んでも乗れるようにはなりません。
さあ、道を歩こう