言葉は「論理」より「感覚」でできている
あなたも日本語を、ルールではなく感覚で使っています。
このレッスンで、できるようになること
「なぜそう言うの?」で止まらず、英語の決まった言い方をそのまま受け入れて使えるようになります。
たとえば、こんな場面で使えます
天気予報で「強い雨」と聞く
Heavy rain is expected tonight.
仕事でミスをして、あやまる
Sorry, I made a mistake.
旅行先で写真をお願いする
Could you take a picture of us?
まずやってみよう
説明を読む前に、まず解いてみよう。わからなくて大丈夫。先に考えておくと、説明がずっと頭に残ります。
説明
さっきまちがえたところ、迷ったところに注目しよう。
日本語
英語
沸かすのは「お湯」なのに、日本語は「お風呂を沸かす」。英語でも、お風呂は run(走る)と言います。どちらも論理ではなく、感覚で決まっています。
▶ を押して、音でも聞いてみよう
+ くわしく読む(文章での説明)− 閉じる
どちらも自然な日本語。でも、論理的に正しいのはどっち?
手袋を、どうする?
論理ではおかしいのに自然に使い、理由は説明できないのに迷わずわかる。日本語をルールで覚えたわけではないからです。たくさん聞いて、使ってきた中で育った「感覚」で判断しています。
英語を使う人も、同じ
「強い雨」は英語で?
「ミスをする」は英語で?
感覚には、ルールの何倍もの情報が入っている
「英語は 主語 → 動詞 → 目的語」のようなルールは、何万もの文から共通点だけを取り出して、残りを捨てたものです。どの言葉とどの言葉が組むか、音の高さやリズム、どんな場面で使うか。そういう細かい情報は、ルールには入りきりません。感覚は、その全部を持っています。
機械翻訳も、はじめは人が文法のルールを書きこむやり方でしたが、例外が多すぎてうまくいきませんでした。大きく進歩したのは、大量の実際の文章から、言葉にならないパターンを丸ごと学ばせるやり方に変わってからです。
- 地図歩いて覚えた道
- 情報は少ない(ぎゅっと圧縮されている)情報はとても多い(細かいところまで全部)
- 人に伝えられる人に渡せない。自分で育てるしかない
- 読めば覚えられる練習をくり返して育つ
- 迷ったときの確認に使う本番で使う
論理がいらないわけではありません。最初の方向を決めたり、迷ったときに確かめたりするのに役立ちます。ただ、すらすら使えるようにしてくれるのは感覚の方です。
これだけ覚えればOK
このページで学ぶ論理は「地図」。道(感覚)は、動画や英作文の練習で、自分で歩いて作っていきます。
練習
答えと理由がすぐ出ます。まちがえた問題は、もう一度出てきます。
確認テスト
練習では出てこない問題です。75%以上、どの目標も半分以上できたら合格。ロードマップにクリアの印がつきます。
このテストで確かめること
- ✓英語にも、理由では説明できない「決まった言い方」があるとわかる
- ✓日本語から直訳せず、自然な組み合わせを選べる
大切なこと
知識より、感覚。感覚は、練習でしか育たない
ここで学べるのは、英語の「地図」のような枠組みです。地図を読んでも道は歩けないし、自転車の乗り方を本で読んでも乗れるようにはなりません。
さあ、道を歩こう